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新しい1年のはじめ方

執筆者の写真: Satoko Kato (加藤聡子)Satoko Kato (加藤聡子)

皆様、2025年のスタートはいかがでしょうか。

年末年始のバタバタも、ひと段落したところでしょうか。

・・・と、気づけばもう1月も終わりです。


心や環境が少し落ち着いてきたところで、2025年をどんな年にしたいのか、改めて向き合ってみてはいかがでしょうか。


私はこの10年以上、毎年1月に「あること」をしています。

それは、1年後の自分に手紙を書くということです。

1年後にこの手紙を開くとき、びっくりするほど、書いた内容を忘れていることに毎年、驚きます(笑)

過去の自分からどんな言葉が飛び出すのか、けっこう面白いものです。

私はいつも、名刺サイズの程度の封筒に名刺サイズのカードをセットして使っています。


1年後の自分へ手紙を書くときには、ちょっとしたコツがあります。

  • 1行目は、ねぎらいの言葉にする(「お疲れ様!よく頑張った!」など)

  • 願いや質問ばかりを書くのではなく、今自分が置かれている状況や気持ちを書く(「今、こんなプロジェクトをやっていて、うまくいくのか心配」「〇〇を習い始めてワクワクしている」など)

  • 1年後の自分に言葉を送る

  • 1年後の自分をクスっと笑わせる一言を入れる


こうした内容を書くと、1年前の自分がどんな状況にいたのか、その手紙を書いていた時の自分が鮮明に浮かび、この1年でどれだけの変化があったのか、読んだ時に瞬時にわかります。


毎年1月に私は1年前の自分からのメッセージを受け取り、1年後の自分に手紙を書きます。

今年もこの儀式を行いました。


1年後の自分へ手紙を書く効果の中でもっとも大きいことは、これからはじまる1年の時間枠を俯瞰できるということです。

1年後、この手紙を開くとき、自分はどうなっていたいのか。手紙を書くことで、それが明確に見えてきます。

それが見えたら、1年をざっくりとした月単位で「何月までに〇〇をしよう」、そして次に週単位で「この3週間はこれに集中しよう」などの見取り図が描けます。


こうすると、何となく頭がすっきりするのです。

もちろん、計画したことがすべてできるとは限りません。ハプニングもあるかもしれません。しかし、だからこそ、1月に自分としての方向性を決め、自分なりのbig pictureを持つことが大切です。


ぜひ、1月はこうした大きな時間枠で自分の1年、またはこれからの目標と向き合ってみましょう!


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