最高・最強の自分ワークの余韻
- Satoko Kato (加藤聡子)

- 2 時間前
- 読了時間: 4分

今月からスタートしている「学習意識改革プログラム第5期」。
今期も個性豊かで素敵なメンバーが集まり、これからどのような学びと対話が生まれるのか、心から楽しみにしています!
このプログラムでは、『学習意識改革ノート(英語翻訳版:The Learning Mindset Notebook)』を3か月間、実際にみなさんと一緒に使いながら、学びの意識(mindset)に変化を起こすことを目指しています。
第1回では、法則1:計画は「立てる前」のプロセスが要、法則2:未来を描くクセをつける、についてお話ししながら、「最高・最強の自分を呼び起こす」(ワーク2:p.19)
に取り組みました。
「最高・最強の自分」との再会
このワークでは、人生の中で最もワクワク・イキイキしていた瞬間の自分を思い出し、そのときのマインドセットを鮮明にイメージします。そして、その自分に「タイトル」をつけます。
このワークの前後での、参加者の皆さんの表情の変化は本当に印象的です!
「ああ、こんな自分がいたんだった・・・」
「忘れていたけれど、あのときの自分、すごく頑張っていた」
過去の自分と再会したときの気づきは、とてもパワフルです。しかもそれを一人ではなく、仲間と一緒に行うことで、その深さはさらに増します。
私自身も講師でありながら、一人の参加者としてこのワークに取り組みました。
今回、私がふとつけたタイトルは、「目に見えない瞬間を逃さない目」でした。
この言葉が出てきたこと自体に驚いたのですが、さらに興味深かったのは、その後、この言葉に引き寄せられるような出来事が続いたことです。
見えなかったものが見える瞬間
たとえば、趣味として始めたカメラ。
趣味がないことがいやで、数年前に半ば無理やり始めたものですが、最近は息子のバスケ部の試合に同行し、自称チームのカメラマンとして撮影をしています(笑)
とはいえ、まだまだ技術も知識もなく、まったく思うように撮れず、地味に落ち込むばかりで。。。
そんな中、先日、数名の保護者の方が、それぞれが私が撮影した写真を見せてくれながら、同じような言葉をくださいました。
「この瞬間、私もその場にいたのに、まったく見えていませんでした!」
「息子がこんな表情をしていたなんて、写真を見るまで気づきませんでした」
「この1枚のこの瞬間は宝物です・・・」
涙を浮かべながら「どうしても伝えたくて」と、話してくださる方もいました。
これはまさに、「目に見えない瞬間」が見えたときに生まれる力です。
こうした気づきを語る瞬間を目の当たりにし、 気づいていない大切なものが見えたとき、私たちはこんなにも心を動かされるのだ…と、改めて感じました。
アドバイザーの役割は「見えない変化」を言葉にすること
私はこれまで約20年間、学習アドバイジングに関わってきました。
アドバイザーは、学習者自身がまだ気づいていない変化や可能性を、そっと言葉にして届ける存在です。
「あれ?なんか最近、目に力が出てきたね」 「お~、なんだか声から覚悟が伝わってくるよ!」
「実はもう、自分でどうしたいのかに気づいているのではない?」
相手の言葉だけでなく、しぐさや雰囲気、沈黙までも含めて、「目には見えない変化」をじっと観察します。
もちろん、見立てが「ハズレ」なこともあります(笑)
ハズレたら、素直に認め、謝ります。
「あ、ごめん、違ったか~(笑)。」と。
でも、自分のことを真剣に見ようとしてくれる第三者に対して、悪い気持ちになる学習者はいません。
ハズレてもも、そこには必ず意味があります。
だからこそ、目を磨き続ける
今回の「写真」の出来事を通して、「目に見えない瞬間」が見えたときの喜びを、改めて実感しました。
そして、私はまだまだ多くの大切な瞬間を見逃しているのだと。
だからこそ、自分の「目のフォーカス」を、これからも磨き続けたいと思います。
Reflective Question
あなたが最近、見逃していたかもしれない「目に見えない瞬間」があるとしたら、それは何でしょう?
それは、誰かの表情かもしれません。自分の中に生まれていた小さな変化かもしれません。あるいは、すでに通り過ぎてしまった大切な一瞬かもしれません。
少しだけ立ち止まって、そんな瞬間に目を向けてみてはどうでしょう。
『学習意識改革ノート』著者
加藤聡子




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